システム開発の上流工程を担当するシステムエンジニアは、IT業界の仕事が広がりを見せていることから、多様なキャリアパスを描けます。
キャリアパスのイメージを持ち、ぶれずにキャリアアップするためには、30代までをどう過ごすかが重要です。
多忙で知られるIT業界ですが、仕事内容や働き方が多様化してきており、ワークライフバランスを実現できる仕事も可能となってきています。
人生において重視すべきことを持つことが、キャリアパスを考えるうえで大切です。
システムエンジニアのキャリアパスは主に、専門性を高めるか、他分野で役立てるかの2つに分かれます。
専門性を追求するキャリアパスとしては、昨今注目されているAIやIoT分野のエンジニアが挙げられるでしょう。
AIはビッグデータの活用が必須となるため、データサイエンティストとして活躍することも可能です。
そのほか、ARやVR、セキュリティ、インフラなども、今後ますます需要が伸びていくと予想されています。
一方、システムエンジニアとしての経験をマネジメントや他分野に活かすキャリアパスの一つとして知られるのが、プロジェクトマネージャーです。
システム開発全体を管理する仕事で、技術的なスキルや経験、コミュニケーション能力も必要となってきます。
さらに、ユーザーに近い位置で提案やアドバイスを行うセールスエンジニアやITコンサルタントも、システムエンジニアが描けるキャリアパスの一つと言えるでしょう。